いびき外来

毎晩いびきが尋常でなく大きい。それに加え眠りが浅く夜中に途中起きてしまったり、日中に眠気を催してしまう、という方は一度、睡眠時無呼吸症候群の検査をしてみることをおすすめします。 日本では睡眠時無呼吸症候群の中等症(1時間に15回以上呼吸)が900万人いると言われていますが、実際に治療を受けている人は10%未満とのことです。

いびき

診察

まずは耳鼻科的に、鼻の中や口の中が狭くなってないかなど空気の通り道に異常がないかを診察します。鼻や口の入り口に問題ない場合は、肥満が原因で喉の奥が狭くなることも考えられます。日本人の場合、肥満がなくても顎が小さい方で気道が狭くなり睡眠時無呼吸症候群になっている人も多いです。

睡眠時無呼吸検査

まずは自宅でできる簡易睡眠時無呼吸検査(SAS検査)で無呼吸の程度を検査してみましょう。 その結果、中等症以上の可能性のある場合には、病院で一泊の終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG検査)をご紹介します。

SAS検査使用中

SAS簡易検査使用中

 重症の睡眠時無呼吸症候群の人は、呼吸が止まって体中に酸素を送れなくなります。そうなると酸素飽和度が下がり、寝ている間も心臓がゆっくり休めずに働かなければならない交感神経優位の状態になります。それを毎晩続けると心臓や血管にもダメージが蓄積して高血圧、心臓病、脳卒中、糖尿病などを引き起こすこともあります。

治療

減量、CPAP(空気を送り込むマスク)、マウスピース、鼻の治療、喉の治療です。何が適しているかは睡眠時無呼吸検査と耳鼻科的診察で判断します。

CPAP機器マスク付

CPAP機器マスク付き

睡眠時無呼吸症候群チェック

  • いびきの大きさを指摘されたことがある
  • 寝つきはよいが眠りが浅い、途中数回起きる
  • 日中眠い、居眠りしてしまうことが多い
  • 眠っても疲れがとれない
  • 高血圧の薬を飲んでいる
  • 肥満がある
  • 鼻がつまって起床時、喉がからからに乾く

CPAP図1

3つ以上当てはまった方は自宅での睡眠時無呼吸検査をおすすめします。

睡眠時無呼吸 診療の流れ

準備中

CPAP(持続陽圧呼吸療法)とは

寝ている間にホースのついたマスクを装着して、鼻から空気を送り込み、その圧力によって狭くなっている喉の奥の部分が塞がらないように支える治療です。

CPAP使用中

CPAP使用中の画像

CPAPの効果

  1. 装着した日からいびきは小さくなります。
  2. 眠りが深くなり途中起きなくなります
  3. 日中の眠気がなくなりパフォーマンスが上がります。
  4. 血圧が下がる人もいます。
  5. 気力が出てきます。

※ 自覚症状は人にもよりますが、いびきと無呼吸はほぼなくなります。

CPAPはあくまで対症療法なので、肥満の人は根本的には減量しなければ治りません。CPAP治療を機に運動療法、食事療法を見直して減量に励みましょう。減量に成功してCPAPを離脱される方もいます。

睡眠時無呼吸 診療の費用 3割負担の場合

簡易アプノモニター    2,160円

月々のCPAP診療    4,500円

提携病院での終夜睡眠検査(個室入院) 35,000円〜40,000円

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